お疲れ様です。

2025年11月16日、神戸の街を熱気で包む 「神戸マラソン2025」 が開催されました。
ランナーの走りを支えるのは沿道の声援だけではありません。
その裏側には、大規模な交通規制と動線管理があり、私たちイーフロもその一端を担いました。

今回担当した業務は、

  • 中の島交差点西側での交通規制に伴う直進・右折切り誘導
  • 臨時駐車場でのトラック駐車誘導

という“道路”と“駐車場”双方の安全管理。
どちらも大会全体の流れに大きく関わる重要なポジションです。


中の島交差点での交通規制

分刻みの判断で作る「安全な通行ルート」

マラソン当日は、規制開始の合図とともに、
まず カラーコーンと矢印板で直進レーンと右折レーンを封鎖
一般車両が誤って進入しないよう、
左折のみ可能なルートへと動線を切り替える作業を進めました。

カラーコーンの並べ方、矢印板の向き、歩行者の流れ……
ひとつでも判断を誤ると、車の混乱、渋滞、事故につながります。

それだけに、規制開始直後は特に集中力が求められる時間帯。
警備員同士で声を掛け合いながら、
「どこに車が向かうか」を常に先読みし、安全な流れを作りました。

そして、交通規制が解除されると同時に、
すべてのカラーコーンと矢印板を迅速に撤去
道路を元の状態に戻し、スムーズな交通再開に繋げました。

「通行できませんか?」
「どこに行けばいい?」
といった運転手への案内も多く、
規制区間での誘導は“安全”と“分かりやすさ”のバランスが最も重要な仕事です。


臨時駐車場でのトラック誘導

出庫が詰まらない「並べ方」の技術

もう一つの現場は、
大会運営車両などが利用する 臨時駐車場でのトラック駐車誘導

ここで心掛けたのは、
「帰りがスムーズに動ける並べ方」

大型車は小回りが利かず、一台止める位置を間違えるだけで全体が詰まります。
そのため、

  • 車体の大きさ
  • 出庫方向
  • 次に入ってくる車の順番
  • 歩行者や自転車の動線

これらを瞬時に判断しながら案内を行いました。

何十台ものトラックが整然と並び、
出庫時にトラブルなくスッと動き出せた瞬間は、
誘導側としても達成感のある時間でした。


マラソンの“走り”を、道路の“安全”から支える

神戸マラソンはランナーの挑戦であり、応援する街のイベントでもあります。
しかし、その土台には必ず 交通の安全管理 が存在しています。

  • 車の流れを止める
  • 切り替える
  • 再開させる

どれも一歩間違えば大きな混乱になります。
だからこそ、見えないところで安全を整え続けるのが私たちイーフロの使命です。

大会に参加した皆様が笑顔で一日を終えられるように。
そして安心して道路が使えるように。

これからもイーフロは、
「Trust leads to the future ― 信頼できる警備サービスを提供し、安心安全な未来へ。」
という理念のもと、地域のイベントと街の安全を支えてまいります。